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SaintDiamond ジャパン

セントダイヤモンドを支える技術

愛する人・ペットの遺灰や遺毛からダイヤモンドを作る最新技術と精密な製造工程についてご紹介します。

公開日時:2025年05月19日

ダイヤモンド形成理論

ダイヤモンドは、地球内部のマントル、地下150〜250kmの超高圧・高温(HPHT)環境にて自然に生成されます。SAINT DIAMONDSでは、研究所内においてこのHPHT環境(約3,000K、60,000気圧)を再現し、遺灰や遺毛から抽出した炭素を使用して本物のダイヤモンドを育成します。


炭素と化学の力

人体の約19%は炭素で構成されており、ダイヤモンドは結晶化された炭素です。遺灰や遺毛にはこの炭素が含まれているため、それらを原料として本物の火葬ダイヤモンドを製造することが可能です。

人体に微量含まれる窒素(約3%)は、火葬ダイヤモンドに黄色~オレンジ色の色味を与えます。当社では、窒素を取り除くことで無色のダイヤモンドも製造可能です。


製造プロセス:火葬ダイヤモンドができるまで

ステージ1:材料検査

最初に遺灰や遺毛を分析し、ダイヤモンド生成に必要な炭素量を確認します。稀に必要量に満たない場合があるため、遺毛などの追加サンプルのご提供をお願いすることがあります。

ステージ2:機械的・化学的精製

特殊な不純物除去剤と溶剤で、遺灰や遺毛に含まれる不安定な粒子を抽出・除去します。微細な粉末へと加工し、遠心分離などの工程を通して純度を高めます。

ステージ3:高温精製

得られた炭素を高温下で再度処理し、酸素やその他の残留不純物を排除します。密閉容器内で高電圧をかけ、炭素の純度をさらに高める場合もあります。

ステージ4:浸漬化学炭素精製

炭素を耐性容器内で化学的に精製し、純度99.99%を目指します。温度や化学薬品はソフトウェアにより正確に制御され、安定した品質が保たれます。

ステージ5:HPHT結晶化

精製された炭素を黒鉛の円筒に加工し、高温高圧下でダイヤモンドへと結晶化させます。この工程は数日〜数ヶ月かかり、ダイヤモンドのサイズと色に応じて調整されます。

ステージ6:研磨とカット

完成したダイヤモンド原石は専門家によって丁寧に研磨されます。未カットの状態でのお渡しも可能です。再研磨やジュエリーへの加工をご希望の際は、お問い合わせください。

ステージ7:科学的な独立検証

すべての火葬ダイヤモンドには、原産地証明書と分析レポートが添付されます。外部認証機関によって、ラボ記録や化学・物理分析の再検証が行われています。


SAINT DIAMONDSの技術力

炭素精製技術

遺灰や遺毛は、元の不純物レベルの500分の1まで除去され、純度99.99%の炭素へと精製されます。医療グレードの設備と、18MΩ.cmという超純水を使用した徹底した管理により、極限まで不純物を排除します。

ダイヤモンド結晶化

精製された炭素は1時間に約0.5〜1mgの速度で成長し、1カラットサイズのダイヤモンドが完成するまでには約1か月を要します。このゆっくりとした成長により、欠陥の少ない、美しく安定した構造のダイヤモンドが形成されます。

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